衣類のシワを手軽にとることができる便利なアイテムとして、衣類スチーマーが注目されています。
その中でも「ティファール」と「パナソニック」は、多くのユーザーから高い評価を受けている人気の商品です。今回は、実際にスチーマーを使用している私の経験をもとに、ティファールとパナソニックの衣類スチーマーを徹底比較。どちらがあなたのニーズに合っているのか、選ぶポイントやそれぞれの特徴を詳しく解説します。
衣類のケアをもっと快適にしたい方に必見です!
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手軽にシワが取れて便利そう!
でも、どれを買ったらいいの?
たくさんあって迷う…
これを読めば、選び方がわかるよ
衣類スチーマーの特徴
アクセススチームイージー(T-fal)↓
NI-FS40A(スタンダードモデル)(Panasonic)↓
衣類スチーマーはアイロンのようにアイロン台がいらず、ハンガーにかけたまま手軽にシワが伸ばせます。アイロンがけができないものや、立体的なものも可能です。私の友人は着物のシワを伸ばすのに使っていると言っていました。
他にも日常的に洗えないアウターや帽子、布製バッグ、ソファーやぬいぐるみなど幅広く使えるので便利です。
そしてシワ伸ばしだけではなく、スチームの力で脱臭・ウィルス除去・除菌・花粉やダニのアレル物質の低減・防ダニ効果などがあるのです。すごいですよね!(ウィルス除去はティファールのみ記載の確認ができました)(他メーカーに、全ての効果があるのかは不明です)
私が購入を決めたのは、シワ伸ばしはもちろんですが、そのスチーム効果なんです。冬のコートは菌やウィルスが付いていそう、ソファーのダニが心配…。アイロンは持っているけどどうしようと悩んだ末に購入を決めました。
アイロンはピシッと仕上がるのに対して、スチーマーはフワッと仕上がります。なので、アイロンのような仕上がりを求める方には、おすすめできません。
(写真) スチーム専用タイプ/panasonic 「スタイリッシュですよね〜」
衣類スチーマーの選び方
スチーマーを選ぶ際に、私は以下のことを主に比較検討しました。
- スチーム量
- 立ち上がりの時間
- 連続使用時間
- 形状(持ちやすさ)
- 本体の重さ
- タンクに水が入れやすいか
やはりシワのばしの決め手は、スチームの量にあるそうです。
他には、プレスもできる2wayタイプが良い、旅行に持っていきたいなどの携帯性などの選び方があります。
コードの長さ(ソファー等に使うのにも便利)や付属アタッチメント、自動停止機能なども検討する上でポイントになります。
最初はコードレスを探していたのですが、コードレスはスチーム量では劣るので、私はコード付きを選びました。
それぞれ、選ぶ上で何に重点を置きたいかで決まってきますね。
私は、T-falの「アクセススチームシリーズ」の「イージー」という製品を購入しました。このあとご紹介します。
「パナソニック」と「ティファール」の比較
2社の主な商品を比較していきます。商品は2024年8月現在のものです。
パナソニックはプレスと併用できる2wayタイプ(アイロンのような形)に力を入れているように感じます。
2wayタイプ3種類(見た目に関しては、形状は同じように見えます)とスチーム専用のスティックタイプ1種類の全4つのラインナップです。
ティファールはとにかく種類がたくさんあります。ここでは、専用タイプの上位機種と新しく発売されたもの、他に2wayタイプの4つを比較します。
下の表で、緑はパナソニック、オレンジはティファールで表にしてあります。
NI-FS60A(ハイスタンダードモデル)(Panasonic)↓
アクセススチームフォース(T-fal)↓
検証① スチーム量と立ち上がり時間
スチーム量はスチーマーの重要なポイントです。
スチーム量はティファールの方が優れています。立ち上がりは、両者とも早い方ではないでしょうか。
Panasonic パナソニック | スチーム量(平均) | 立ち上がり |
---|---|---|
プレミアム(2way) NI-FS70A | 約15 g/分(HIGH時) | 約17秒 |
ハイスタンダード(2way) NI-FS60A | 約13 g/分(HIGH時) | 約19秒 |
スタンダード(2way) NI-FS40A | 約11 g/分 | 約30秒 |
スチーム専用(縦型)NI-GS410 | 約16 g/分 | 約30秒 |
T-fal ティファール | スチーム量(平均) | 立ち上がり |
---|---|---|
アクセススチーム フォース(縦型) | 約23 g/分 (連続/瞬間3倍スチーム搭載) | 約25秒 |
アクセススチーム イージー(縦型) | 約21 g/分 (連続/瞬間3倍スチーム搭載) | 約15秒 |
ピュアポップ(縦型) | 約17 g/分(連続) | 約15秒 |
スチーム シュプレ(2way) | 最大16g/分・平均13g/分 | 約35秒 |
スチーム専用(スティックタイプ)(Panasonic)↓
アクセススチームフォース(T-fal)↓
検証② 連続使用時間と本体の重さ
連続で使用できる時間と本体の重さを比べます。
個人的には連続4分だと少ないかなと思います。
重さは、スティックタイプ(縦型)ですと重くなるものが多いです。
Panasonic パナソニック | 連続使用時間 | 本体の重さ |
---|---|---|
プレミアム(2way) NI-FS70A | 約8分(HIGH時) 約13分(MED時) | 約660 g |
ハイスタンダード(2way) NI-FS60A | 約8分(HIGH時) 約11分30秒(MED時) | 約690 g |
スタンダード(2way) NI-FS40A | 約4分 | 約670 g |
スチーム専用(縦型)NI-GS410 | 約9分 | 約950 g |
T-fal ティファール | 連続使用時間 | 本体の重さ |
---|---|---|
アクセススチーム フォース(縦型) | 約8分 (ターボモード時) | 約1,160 g |
アクセススチーム イージー(縦型) | 約7分 | 約910 g |
ピュアポップ(縦型) | 約4分 | 約660 g |
スチーム シュプレ (2way) | 約9分 | 約690g |
パナソニック(2wayタイプ)は小さくて軽いと評判でしたが、新しく発売されたティファールの「スチーム シュプレ」も同じく2wayタイプでとても軽いです。軽いのはポイント高いですね。
実際にスティックタイプの持ってみた印象は、やや重いか、重くもなく軽くもなくというものでした。
価格の比較
価格はオープン価格になっているので、時期やお店によってかなり異なるかと思います。私が購入した時は、パナソニックの方が全体的に高めの価格でした。
プレスもできる2wayタイプの2社の違い
パナソニックの場合、2wayタイプをアイロンとして使用する場合の使い方は、簡単なプレス程度と考えた方が良さそうです。公式ホームページよると「簡単なプレスはこれ1台」となっています。あまりアイロンをかけない方は一台で二役使えるので良いですね。
ティファールで新しく発売された「スチーム シュプレ」は、「スチームもプレスも妥協なし!」ということです。幅広かけ面でピシッとプレスされるようなので、アイロンとしてもしっかり機能が欲しい方はティファールが良いかと思います。
(写真)スチーム シュプレ/T-fal
パナソニックの特徴とモデルの違い
パナソニックの衣類スチーマーは4種類あります。
- 2wayタイプが全3モデル(プレミアム・ハイスタンダード・スタンダード)
- スチーム専用のスティックタイプが1モデル
2wayタイプの3つは、色が違うだけで見た目はほぼ同じに見えます。大きさや重さが少し異なりますが、見た目の大きさにそれほど差は感じません。スタイリッシュなデザイン、軽量でコンパクトです。
コードの長さは全て約2.5mです。
それぞれ製品の主な違いは、スタンダードタイプとスティックタイプ(縦型)が、温度調整と自動ヒーターオフ機能がないこと。プレミアムモデルは静電タッチ式になっています(他のモデルはプッシュ式)。
2wayタイプの3つは、付属のカップに水を入れて直接本体に注ぎます。スティックタイプ(縦型)は、カセットを取り出して水を入れてセットします。
プレミアムとハイスタンダードは360°全方向噴射(どんな向きでも使える)、スタンダードは220°噴射です。
ティファールの特徴とモデルの違い
(写真)アクセススチームイージー/T-fal
ティファールはとにかく種類が豊富です。付属品の違い、軽量コンパクトなもの、折りたためるものなど種類がたくさんあります。今回はスチーム量が多いものと、新しく発売されたものをご紹介しました。
今回、この記事で比較したティファールは4つです。
スチーム量の多いアクセススチームシリーズの中の「フォース」・「イージー」
新しく発売された「ピュアポップ」(スリムで軽量、ポップなデザイン)
同じく新しく発売された「スチーム シュプレ」(2wayタイプ)になります。
スティックタイプは3つともタンクを取り出して水を入れてセットするタイプです。2wayタイプは付属のカップで水を入れます。
コードの長さは(約)スチームシュプレが1.9m、ピュアポップが2m、フォースとイージーは3mもあります。
やや大きめですが、持ちやすいです↓
水を入れるタンクと付属はこのようなもの ↓
私は「アクセススチームイージー」↓を購入しました
ピュアポップ
軽量でスチーム量も多い、しかもポップでカラフルなデザインがかわいいですね。ホコリも取れるリバーシブルパッド付きです。自動停止安全装置は付いていません。
アクセススチームシリーズ
アクセススチームシリーズは、人間工学に基づいて設計され、安定感があり上下に繰り返し動かしても腕が疲れにくい設計になっています。(アクセススチームファーストは除く)
「フォース」はスチーム量が大容量No.1になります。「イージー」も負けず大容量です。
自動停止安全装置付です(フォースとイージー)。
「フォース」と「イージー」の付属品
2種類のアクセサリーが付属されています。スチームボンネットといって、シルク等の大事なデリケート素材を熱から守ってくれたり、テカリ防止にもなるアタッチメント、毛足の長い厚手の素材に使うと毛並みを整えてふっくら仕上がるアタッチメントブラシの2種類です。
アクセススチームシリーズで、ホコリをとるアタッチメントが付いているものは、今回ご紹介しなかったアクセススチーム「ピュア」に付属されています。
ティファールは種類が豊富で、それはそれで選ぶのに迷いますよね
- スチーム量 (アクセススチームフォース・イージー など)
- 軽量・時短 (ピュアポップ・アクセススチームファースト など)
- 携帯性 (アクセススチームポケットなど)
- ホコリ取りなどの便利機能 (ピュアポップ・アクセススチームピュア など)
- アイロン機能もある2way (スチーム シュプレ・トゥイニージェットスチーム など)
などがおすすめです。
ティファールを選んだ理由と使った感想
選んだ理由
私は通常のアイロンを持っているので、スチーマーを選ぶ際は、スチーム量を最初に比較しました。ティファールはそのスチームが大容量なのでシワのばしはもちろん、それ以外の効果(脱臭や抗菌など)に優れています。
脱臭や抗菌機能などはパナソニックにもありますが、ウイルス除去はティファールのみの記載でした。
そして決め手の二つ目は形状です。私はスティックタイプの方が使いやすそうで気に入りました。口コミを見ると、スティックタイプの方が使いやすいと一部見かけますし、私もステックタイプの方が角度がつけやすいかなと思います。手も楽ですね。ただ重さは2wayタイプの方が軽いので、どちらが良いかはお好みで選んでみてください。
衣類スチーマーを使った感想
スチーマーを初めて使ってみた最初の感想は、思ったより簡単にはシワが取れない印象でした(素材にもよります)。
でもティファールの公式HPで使用方法をしっかり見た後に再度試したら、初回よりもキレイに仕上げることができました!使う前に使用方法をしっかり確認してから使うのもおすすめです。
私はアイロンがけが好きではありませんが、必要に迫られてよくやっています。やはり通常のアイロンでプレスした方がピシッとキレイな仕上がりです。スチーマーはふんわりとした仕上がりで、アイロンをかけた〜という感じは全くありません。
それでもアイロンより難しくなく手軽にシワのばしができますし、お伝えしたような「その他の効果(除菌など)」が付いてきます。やはり一家に1台あると便利な商品だな〜と使ってみて思いました。
まとめ
以上が衣類スチーマー「パナソニックとティファールの比較」と、選び方や私の感想でした。
スチーム量ではティファールが優れています。重さに関しても、ティファールの新しいものが出てからは同等になっています。どちらもとても人気があって、それぞれ良いところがありますし、仕上がりに関しても両方高い評価があるようです。あとは、お好みのデザインや形状で選んでも良いですね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました
参考にしていただければ嬉しいです!
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