親にとって、不登校の子どもたちの運動不足はとても心配になりますよね。家にいる時間が長くなることで、自然と体を動かす機会が減ってしまいます。
私も子どもが不登校になった時は同じ気持ちでした。学校へ行かないことで体を動かす機会が極端に減り、体力が低下すると気持ちまで沈んでしまうのではと心配になります。
そんな中で、どのように我が家では運動不足を解消していったのかを体験をもとに紹介します。
ここでは運動がなぜ必要なのか、運動不足を解消するにはどうしたら良いかを具体的にご提案します
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こんにちは!
こいちご と申します
娘のモモ
小5の3学期からお休み中
不登校特例校の中学校とフリースクールに在籍しているよ
運動の大切さ
運動の大切さは誰もが認識していることだと思います。成長期の子供にとっては、なおさら重要なことですよね。
あらためて、子どもにとっての運動の大切さをおさらいしましょう。
体力は,人間のあらゆる活動の基本となるものであり,健康な生活をおくる上でも,またものごとに取り組む意欲や気力といった精神面の充実にも深く関わっており,人間の健全な発達・成長を支え,より豊かで充実した生活を送る上で大変重要なものです。こうしたことから,子供の時期に活発な身体活動を行うことは,成長・発達に必要な体力を高めることはもとより,運動・スポーツに親しむ身体的能力の基礎を養い,病気から身体を守る体力を強化し,より健康な状態をつくっていくことにつながります。
引用:文部科学省 子どもの体力向上のための総合的な方策について
運動をすると良いことがたくさんあります
- 血流や免疫力アップ
- 骨を強くする
- 怪我をしにくくする
- 気持ちが前向きになる
- 質の良い睡眠につながる など
体力の向上は,気力,意欲,精神的ストレスに対する強さや思いやりの心などの精神的な面に好影響を与える。したがって,心と体を一体としてとらえ,体力を向上させていくことにより,このような精神的な面を充実していくことにも配慮する必要がある。
引用:文部科学省 子どもの体力向上のための総合的な方策について
体力の面だけでなく、精神的にも運動はとても良い効果が得られることがわかります。
不登校の子どもだちにも、可能な限り運動を取り入れて思いっきり汗をかき、清々しい気持ちを感じてほしいですね。
運動不足になるとどうなる?
反対に運動不足になるとどういった影響が考えられるのでしょうか。
- 筋力が落ちる
- 気分の落ちこみやストレスが溜まる
- 視力低下の要因
- 肥満 など
文部科学省「子どもの体力向上のための総合的な方策について」では、肥満傾向の子どもの割合が増加しており,高血圧や高脂血症,将来の生活習慣病につながるおそれがあるということです。
体力がないと少し外出しただけでも疲れやすくなりますし、病気にもなりやすくなりますね。
やだ〜 運動するする!
運動不足の解消方法
日常生活で取り入れてみる
運動をすぐに実行する気持ちになれない場合は、まず日常生活に運動を取り入れられると良いですね。
- 家事のお手伝い(雑巾掛け、お風呂掃除など)
- 用事で外出する際は、車や公共の交通機関は使わない
- 階段を使う
- 散歩を日課にする
- 公園へ行ったら、鬼ごっご、鉄棒、ボール、縄跳び!
子どもが小学生の時は、とにかく歩く・階段を使う・自分の体力が続くかぎり鬼ごっこをしていました。中学生になると機会も減りますが、ウォーキングなどはよく誘います。一緒に出かけてもエスカレーターやエレベーターは使わないようにしています。
運動を楽しんで継続する
運動する気力が湧いてきたら、楽しく運動する方法を考えてみましょう。
- 体を動かすゲームや家にあるものを使って親子で一緒に楽しむ
- 定期的な運動の時間(家でストレッチでも良い)を設け、まずは続けてみる
- 公園の健康遊具を利用する
- 家の中で運動器具を使う
- 山登りに誘う
- 温水プールへ行く
- オンラインヨガを親子でやってみる
- 習い事に通う
山登りは子どもを誘ってよく行っています。普段使わない筋肉を使えますし、子どもが大きくなっても一緒に行きやすいです。大自然に触れられるのも気持ちが良いですね。
運動は楽しくなくては長続きしません。
運動をするという目的より、まずは親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。子どもは1人でやるより、家族と一緒にやるのが一番モチベーションが上がると思います。
家の中で運動器具を使ってみる
最近は家の中で楽しんでできる、遊具のような運動器具が多くあります。
- トランポリン
- バランスボール
- バランスボード
- ソフト跳び箱
- 鉄棒(組み立て式)
- フラフープ
我が家では、トランポリン・バランスボール・鉄棒があります。どれも子どもの体力づくりの面では活躍しました。
少々場所をとりますが、床に防音マットや布団を敷きマンションで使っていました。器具を使って体を動かすのは子どもにも大好評です。
ほとんどが大人も使用できます。トランポリンやバランスボールは大人の運動不足にも良いですね。
最近はトランポリンと同じ役割をする小さいものもありますし、バランスボールは飽きたら空気を抜いておけば小さくしまっておけます。忘れた頃に出すと大喜びでした!
私は数分ピョンピョンするだけで息切れです。日頃の運動不足を実感しました。子どもはかなり長くピョンピョンできるのを見て、あらためて若さってすごい!と感じさせられます。そんな子どもたちの持っている運動能力を無くさなように親は心がけていきたいです。
習い事に通ってみる
費用の問題もありますが、習い事を選択肢に入れてみるのはどうでしょうか。昔からあるもの、新しいものも合わせてリストにしてみました。
近所だと気が進まないかもしれません。学区外のところを探したり、個人プレーのボルタリングもおすすめです。
- 体操
- 水泳
- ボルタリング
- パルクール
- テニス
- ヒップホップダンスやジャズダンス
- フラダンス
- チアダンス
- バレエ
- サッカー(フットサル)
- バスケ
- 野球
- ゴルフ
- 空手
- 柔道
- 剣道
- 合気道
- 少林寺拳法
- レスリング
- ラグビー
まとめ
以上が運動不足を解消するためにできることをまとめてみました。
不登校の子どもが運動不足にならないためには、日常生活に運動を取り入れることや、楽しく続けられる方法を見つけることが重要です。
親がサポートをして、一緒に取り組むことが子どもにとって大きな励みになりますね。ぜひ紹介した方法を参考にして、健康的な毎日を送れるようにサポートしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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