【わかりやすい】学びの多様化学校(不登校特例校)とフリースクールの違い

この記事では「学びの多様化学校(不登校特例校)」と「フリースクール」って時々聞くけど、どういう違いがあるの?そんな疑問をお持ちの方に、簡単わかりやすく説明しています。

従来の学校生活に馴染めない子どもにとって、新しい学びの場や居場所としてお考えの方も多いと思います。それぞれの違いを比較するとともに、メリットとデメリットを通わせてみた親の視点で解説していきます。

「お子さんのこれから」に役立つヒントを共有していきましょう。

母こいちご

こんにちは!
こいちご と申します

娘モモ

娘のモモ
小5の3学期からお休み中
不登校特例校の中学校とフリースクールに在籍しているよ

目次

学びの多様化学校(不登校特例校)とフリースクールの違い

こいちご

大きな違いを比較してみました

違い その1

学びの多様化学校(不登校特例校)文部科学省の定めた学校(小学校・中学校・高等学校)
フリースクール定められた定義はなく、不登校の子のために活動する民間の施設で学校ではない

フリースクールの対象年齢はスクールでさまざまです(娘モモのフリースクールは小学生から高校生)。
フリースクールとは民間を指し、公立が不登校の子のための居場所として提供しているものは、自治体それぞれの名称があるようです。

違い その2(卒業資格)

学びの多様化学校(不登校特例校)卒業資格が得られる(その学校が在籍校)
フリースクール卒業資格は得られない(小・中学生は、公立など別の学校に籍を置く)

フリースクールでは公的な卒業証書はもらえません。

違い その3(運営元)

学びの多様化学校(不登校特例校)公立(県・市・区) 私立(学校法人)
フリースクール個人・NPO法人・学校法人・社団法人・株式会社…など

違い その4(特色)

学びの多様化学校(不登校特例校)授業数は少なめ・独自のプログラムなど、不登校の子に配慮した学校ごとの取り組み(基本的に、いわゆる学校です)
フリースクール勉強無しの居場所タイプから塾のような学習メインタイプまでいろいろな形態がある

特色については、この後最後の章でお知らせするそれぞれの別のリンク記事で、詳しく解説しております。

学びの多様化学校(不登校特例校)のメリット・デメリット

こいちご

一般的なメリット・デメリットと、両方通わせてみて感じたものを一部入れています

学びの多様化学校の メリット

  • その学校の生徒となり、通常の学校とほぼ同じような学習・行事・活動ができる
  • 一部の私立を除き少人数制なので、個別に柔軟な対応をしてくれるなど手厚い指導が受けられる
  • 不登校の子どもしか入学できないので、親子ともに安心できる
  • スクールカウンセラー配置や養護の先生が身近で相談しやすい(配置は全ての学校ではありません)

学びの多様化学校の デメリット

  • 入学を希望しても近くにない(数が少ない)
  • 学校の決まりや規則に則り運営されているので、全てが個別に対応されるわけではない
  • 少人数のところが多いので、行事はあっても小規模または、本校があれば本校と合同
  • 中学校の部活動は無いところが多い
  • 私立は費用がかかる

フリースクールのメリット・デメリット

フルースクールの メリット

  • さまざまな形態があるので、その子にあった居場所が選べる
  • 同じ不登校の子どもたちと異学年で交流できる
  • 基本的に行きたい時に行けるシステム
  • 不登校の子への理解が深い
  • 在籍学校の出席として認められることもある

フリースクールの デメリット

  • 費用の問題
  • 形態がさまざまで実態がよくわからない
  • 少人数だと同学年の子はいないかもしれない
  • 近い場所にないことも多い

両方通わせてみて

空と木

両方通わせている親としての感想は、結果的にどちらも通わせて良かったと思っています。

学びの多様化学校(不登校特例校)は、不満もありますが、普通の中学校にはとても通える状況ではなかったですし、先生方も親身に対応してくれて好印象です。でも学校なので自由ではありません。

フリースクールは、いつでも行ける場所があることで安心感が得られます。そのフリースクールが子どもにとって合っているかというと、そうではないです。でも近くに選ぶほどないので、なかなか難しいのが現状です。

モモ

フリースクールは行っても月に1,2回かな〜

「学びの多様化学校(不登校特例校)」と「フリースクールは」全く違うものです。まずは、今通われている(お休みしている)学校に籍をおいてフリースクールに通うのか、それとも学校を転校して「学びの多様化学校(不登校特例校)」に入学するのか、卒業後の進路先として「学びの多様化学校(不登校特例校)」を探すのかなど、お子さんに合ったものを考えてみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちらの記事で

学びの多様化学校(不登校特例校)のこと

学びの多様化学校(不登校特例校)の学校一覧

学びの多様化学校(不登校特例校)とはどういった学校なのかを体験談を通して詳しく説明しています。

学びの多様化学校(不登校特例校)に実際に入学するにはどうしたら良いかを説明しています。

フリースクールのこと

フリースクールにはどのような種類があるのか、費用のこと、フリースペースやサポート校の違いを説明しています。

フリースクールを実際に選ぶ際に、読んでほしい記事になっています。

おわりに

以上が、学びの多様化学校(不登校特例校)とフリースクールの主な違いでした。

学びの多様化学校(不登校特例校)は、もともとは「不登校特例校」とよばれていましたが、最近「学びの多様化学校」と名称変更されました。少し呼び方が長いですよね。

両者とも情報不足でわかりづらく、不安なことも多いかと思います。このサイトでも私の経験を通して、少しでもお役に立てるような記事をこれからもつくっていく予定です。

こいちご

最後までご覧いただきましてありがとうございました
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